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教育・ブログ
2025.08.01
元素変換の可能性

元素変換技術というものがあります。聞くところによると、材料の約5%が
変換するということで、専門家でも驚かれるようです。
戦後、京都大学の生物学者である小牧久時 先生は、ニワトリのエサから
カルシウムを除き、その結果を観察しました。当然、卵の殻が徐々にやせ細りました。
しかし、エサのカルシウムの供給を止めたまま カリウムを与えると、ニワトリの
体内でカルシウムが出来上がり、殻付きの卵を産むようになったそうです。
つまり、ニワトリの生体内でカリウムからカルシウムへの元素変換ができている
ということです。(ケルブランの元素変換説)。このことを知った電子機器メーカーで
新しいボタン電池作り研究をしていた高橋昭男氏が独自の研究を進め、水銀を金に
変換できることを証明しました。氏は研究結果を東京大学物性研究所に持ち込み、
研究者の立会のもと実験に成功してお墨付きの署名を得て、特許出願も行いました。
しかし、日本での研究結果は京都大学に集められる仕組みになっているらしく、
東京大学の研究者および高橋氏に研究の中止と、特許の取り下げを厳命され、
高橋氏はしぶしぶ 従いました。これは今から30年以上前の事です。その後、
高橋氏は借金を背負い、生活保護を受けながら2006年に他界されましたが、
亡くなる前に、某E社の研究者と出会い、研究結果等を記録したノートを託し
「この研究を国に渡さないでくれ。大企業にも渡さないでくれ。高名な
大学にも渡さないでくれ」と言われたそうです。E社はこの研究結果を世に出すべく
企業や大学の訪問を行いましたが最終的に どこも賛同してくれません。教授や社長が
乗り気でも最後に手を引かれる事が続きました。そこで、E社が、どこも頼らず、
2022年にE社と高橋氏の連名で特許を出願し、工業ベースの実験を行い、2023年に
カリウムからカルシウム化合物を生成することができたそうです。ゆくゆくは、この
技術を応用してレアメタル作りを目指したいとのことです。元素転換の特許は、以前
より監視か゚厳しくなった案件もあるようです。科学の世界も政治の世界と同様に、
正しいことが大手を振るわけではなく、 利権がからんだ世界であるようです。
例えば、E社で試作された金属分子電池は 量産は停止させられたままだそうですが、
微小ながらも 24時間電力を生み出し続けていますが、量産化の中止を指示したのは
元首相の菅義偉氏であるようです。元素変換技術にいては 材料の約5%が変換する
そうで、電池の素材については、更に効率を上げる等、将来性が高そうです。
教科書が書き換わる事態になりかねない大発見とも言えます。


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