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教育・ブログ
2026.03.01
シミュレーションに応用する時の難しさ

今年1月の日本鋳造工学会の月刊誌の特集は鋳造CAEでした。
多数の会社が、それぞれ特色のある記事を書かれていて参考に
なりました。冒頭の編者の「鋳造変形に関するものがなかった」
というコメントについてですが、JSCASTは2018年から3年計画で
鋳型の拘束を含む条件での鋳造変形解析に取り組んでいます。
コロナをはさんで、途中で思うように進まず、苦労していますが
形になってきているので、次のヴァージョン辺りから出せるかと
思っています。今から25年ほど前、私が変形解析に取りくんだ
時の動画が残っているのを見つけました。一番、難しいテーマ
だからやってみようと思ったのですが、それは今も変わらず、
無理と言われるとやってみたくなる性格に生まれたみたいです。
基礎研究としては、円筒形や球状、板状のものが多いのですが、
これらの研究は有意義ですが、シミュレーションに応用する
という観点では不十分です。
なぜならば、同じ組成でも、鋳物形状や寸法、鋳型が変化した
場合に発生したりしなかったりするポロシティ欠陥を推定しな
ければならないからです。凝固中の固相のネットワークの状況、
変形による鋳型・鋳物間の熱抵抗の変化が凝固の進行に影響する
ことから、単純形状とは違う難しさがあります。
基礎研究と、応用と、両方必要なのが変形解析の難しさです。


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