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教育・ブログ
2025.09.29
なぜ、スプーンは変形し溶接されたのか

一時、ユリゲラーのスプーン曲げが流行ったことがありますが、
その原理をきちんと説明できたものは知りません。写真の曲がった
スプーンやフォークは、私の目の前で曲がったもので、この中には
私が曲げたものもあります。私は、丹田に呼吸を集中する、いわゆる
丹田呼吸法と、既に曲がったというイメージを使うことで、わりあい
簡単に変形させることが出来ました。特筆するべきことは、ただ
曲げるだけで止めずに、さらにねじ切ったスプーンを、今度は
息を吹きかけることで、溶接することも出来る、ということです。
ステンレス鋼は鉄をベースにし、ニッケルやクロムが添加された
材料であることからも、溶解温度は鉄と同程度で一般的にいえば
約1400℃から1450℃の範囲にあるとすると、息を吹きかけたこの
スプーンの組織はどうなっているのか興味があるところであり、
数年前に、日本鋳造工学会の会長に直接手渡して分析して頂くよう
お願いしてあるのですが、まだ回答は頂けておりません。現在の科学の
常識ではあり得ない話で、もし、このような現象を認めてしまうと、
教科書を書き換えないといけなくなるからでしょうか。しかしながら
電気の発生の原理のように、教科書で説明していない自然の物理現象は
沢山あります。そうしたものに興味を失わずに素直に現象を観察する
ことからも、新しい発見があると願っています。
ちなみに、有名な発明家の政木和三氏が、 曲がったスプーンの構造を
確認した所、ガラスを割ったような脆性破面と、普通の延性破面が
混ざり合っていて、現代科学では説明出来ないということが、ある
図書に書かれていたという情報があります。


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